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こんなところに!

先日、職場の同僚数人と食堂でご飯を食べていたときのこと。

Aさん(仮)がサンドウィッチを食べながら小説のようなものを読んでいて、もう1人の同僚B(仮)が「何を読んでいるの?」と何気なく聞いていた。

「あーこれ古典の戯曲なんですよ。」と普通に答えたAさん。

私はその戯曲のタイトルに聞き覚えがあったので(演劇のチラシを東京で何回か見たことがあるような・・くらいだけど)、「それって演劇でよく上演されてますよね、東京ですごく有名な俳優さん達が上演していたと思います〜」なんて何気なく言ったら、

「あっ、実は僕、芝居やってるんですよ」と言うではないか!!!!!

実は今の仕事よりも役者歴が長く、人生のメインは役者だと。そして、今月からこの戯曲を上演するので今台本でもあるその戯曲を読んでいるのだと言うではないか〜!!!

まーーじーーでーー!!!!!

いつも顔を合わせる職場の人にいきなり「役者だ」とカミングアウトされ、もうマジ興奮!!

「えっ、何の役やるんですか?」
「どれくらい役者してるんですか?」
「脚本とか演出もしたことあるんですか?」
「ていうか、それ観に行ってもいいですか?!?!」

と1人興奮し、質問攻めの私。今の仕事はフルタイムでおそらく経済的なことや時間の制約もあるだろうけど、それでも好きなことやってるなんてかっこいい!

妙に感動してしまって、とりあえずフライヤーをもらったので、今月末観に行きます☆

身の回りにどんな人が隠れているかわかりませんね。こんな人との繋がりが楽しくてしょうがない今日この頃です。

(お芝居好きで本当によかった〜)
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by honeypan2 | 2011-02-10 10:17 | 趣味

春琴@Barbican

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私の大好きな女優さん、深津絵里。

昨日は彼女が主演する舞台「春琴」をバービカンシアターで観劇してきました。先週の土曜日も行ったので今回は2回。この舞台はサイモン・マクバーニーというイギリスの有名演出家(日本でいうところの蜷川幸雄や野田秀樹くらい?)が谷崎潤一郎の「春琴抄」と「陰影礼賛」という小説をモチーフに手がけたお芝居で、初演が2008年(東京)、再演が2009年(ロンドン、東京)、そして今回が再再演(ロンドン、パリ、東京、台湾)です。

初演から数えると今回で7回目の観劇になります。毎回、演出が微妙に異なるので観ていてもいつも発見があるし、何より役者さんや演出家その他スタッフのチームワークの良さを感じるとても素敵なお芝居です。

深津絵里が好きという理由だけで、初めて東京まで「カメレオンズ・リップ」というお芝居を観に行って、すっかり観劇が好きになった私。深津絵里の魅力も観る度にグレードアップして、その度に「こんな素敵なお芝居を観れて、こんな素晴らしい時間を会場で共有できて、生きてて良かった」と心から思います。もう、深津絵里は、観劇は私のパワーの源です。

私はお芝居の知識もないし、演出や演技にどうこうということよりも、とにかくあの役者さんのエネルギッシュな感じが好きなので、本当に観たい時は真ん中の前を陣取ります。昨日ももちろん、役者さんが数メートルという近さで観劇しました。蝋燭の光の微々たる動きや、役者さんの眉間のしわまで見える私にとっては贅沢席です。深津絵里が壇上に出て来た時はその姿に鳥肌が立って、泣きそうになりました。

昨日は、ロンドン公演最終日だったので、サイモンも最後は壇上で挨拶してくれました。実は、去年の再演時に老いた佐助を演じた役者さんが東京での公演後3ヶ月で他界されたそうで、そのことを話してくれました。私は個人的には初演&今回の再再演の笈田ヨシが好きでしたが、やっぱりチーム春琴を作ってきた仲間として皆さんが悲しまれているのが伝わってきました。深津絵里が真っ黒い瞳を潤ませているいたのが印象的でした。

余談になりますが、先週の土曜日のこと。隣に座ったイギリス人男性(年は多分50〜60代、with妻)がいきなり、「Hello」とにこやかに声をかけてきました。私は人見知りも激しいので普段はめったに初対面の人と必要でない限り話はしないのですが、何となくこの時は雰囲気で話していました。どうも、このおじさん、演劇通らしく、サイモンや劇団の人とも知り合いの様子。サイモンが率いるcompliciteの他の作品の話や、ロンドンで観た日本関係のお芝居やワークショップ(その時は俳句だったらしい)についても楽しそうに話してくれました。挙げ句の果てに「じゃあ、このお芝居が終わるまでに俳句を一句考えてね」と私と同席していた友人に宿題を課せて来ましたが、舞台にすっかり魅了されてしまったようで、終わった後は「Just forget about the homework」といって、しばらく席から立ち上がらずに余韻を楽しんでいました。どうやら、本当の演劇好きみたい。こんな人と出会うのも楽しいです。

あー、だから観劇はやめられない。
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by honeypan2 | 2010-11-15 08:59 | 趣味

Musashi in London

昨晩、蜷川幸雄演出の「Musashi」を観てきました。久しぶりのBarbican theatre。あのオレンジの外観を見ただけでも興奮です。

シアター内はこれでもか!というほどに日本人だらけ。あちこちで日本語が飛び交っていて、福井から東京の劇場に来た時と同じような感覚になりました。

今回のお目当ては、そう藤原竜也です。特に大ファンということではないのですが、舞台の演技には定評があるようだし、一度生の演技を観て見たかったのです。

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ガーディアン紙のレビューページより。


さすが、藤原竜也。凛々しい顔つきもさることながら、宮本武蔵の男っぷり、侍っぷりを迫真の演技で表現してくれました。勝地涼の佐々木小次郎もとっても素敵でした。(本音を言えば、小栗旬の佐々木小次郎が観たかったのだけど、、、)あと、鈴木杏ちゃんの可愛らしい乙女役も白石加代子の何か呪われそうなそして軽妙な演技も素敵でした。とにかく満足度120%。おまけに最後、蜷川幸雄本人も登場してくれた時は、「いつもいつも素晴らしい作品をありがとうございます」と心から思いました。

話の内容もとても凝っていて、禅宗、侍魂、能、友情、そして竹やぶや月からみる「日本の美」。佐々木小次郎は福井にゆかりのある人物なので(佐々木小次郎の像もあるし)、三国港や九頭竜川、越前といった福井の地名が何回か登場し、さらに興奮しました。

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九頭竜川です。私の実家は川の右沿いにある小さな集落にあります。

お芝居を観ていつも思います。

「あー、生きててよかった」

これは大げさでも何でもなく、心からそう思います。お芝居でもダンスでもコンサートでも、ステージで表現する人は、その瞬間、瞬間に全身全霊でぶつかっていきます。その姿はエネルギー体そのもの。私はいつもそのエネルギーをもらいに劇場に行くと言っても過言ではありません。パフォーマンスを観ている最中は(特に素晴らしい演技や歌声やダンスを楽しんでいる時は)、自分の日常生活のありとあらゆるものを「忘れる」ことが出来ます。そして、「今」を存分に楽しむことが出来ます。この瞬間の気持ちの充足感はまさに「至福」です。

昨日のお芝居も、迫真の演技あり、コミカルな演技ありで、もう時間を忘れて見入ってしまいました。面白いシーンは涙が出る程笑いました。閉演後もしばらく余韻を楽しみ、一緒に言った友人と充足のため息をつきました。

あー、やっぱり日本はいいな。一つのお芝居で、日本の奥ゆかしさを思い出し、故郷を懐かしみ、自分がいかに日本人であるかを思い知りました。世界中どこにいても、私は私なんですね。

来月は市川海老蔵の歌舞伎を見に行きます。もう、今から待ちきれません!
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by honeypan2 | 2010-05-08 20:26 | 趣味

オスカー・ワイルド2連発。

今週の月・火曜日の夜、久しぶりにシアターに行ってきました。


月曜日に行ったのは、


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そう、以前もブログで書いたオスカー・ワイルドの「The importance of being Earnest」

この前とはまた違う役者さん、違う演出。本は読んだけど、だいぶ前に流し読みしただけなので、やっぱり細かいところはよく分からず。でも、十分楽しめました。

今回のシアターはリージェンツ・パークのオープン・エアー・シアター。オープンエアー・・・そう屋外シアターです。

シアター内は撮影禁止なので、今回はネットに出ている写真を。

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すごく綺麗ですよね。ロンドンの夏の風物詩なのです。

ですが、この日の天気は雨。風。

幸い開演前に雨はやんでいたので、そのまま決行されたのですが、



激寒!!!!!



そして、第2部からは雨がまた降り始めて・・・。

かろうじて折り畳み傘をさして、見ることは出来ましたが、もう寒いし、シートは濡れているしで、落ち着かない!!!どうして、屋外のシートを布製のシートにしているのか・・・。

でも、お芝居はそのまま継続されました。役者さんも必死で雨&激寒の中で演技しているので、観るほうも死ぬ気で観なければ!!と思い、トイレも我慢しつつ鑑賞しました。



そんな月曜日から一夜明けて、火曜日。今度は「屋根のある」劇場へダンスを観に行きました。

これまたオスカー・ワイルドの有名な小説「The picture of Dorian Gray(ドリアン・グレイの肖像)」です。

この作品も過去2回映画になっていて、今年また新しく映画化されます。日本では今年の夏に東京の世田谷パブリックシアターで舞台が上演されますね。

でも、今回私が鑑賞したのは、「ダンス」。

このお話をプロのダンサーがダンスで表現しているのです。「ダンス」をマジマジと鑑賞するのは実は初めてで、もともと創作ダンス的なものにも興味がなかったんですが、オスカー・ワイルドの作品だし・・・という理由でチケットを買いました。

しかし、これが・・・


かっこいい!!!!!


始まって数秒でノックアウト。20分の休憩中に、すぐ様パンフを購入しました。何がかっこいいって、ダンサーの肉体美もさることながら、やはり力強いダンス、そして、照明。

いつもですが、良い公演を見ると「あー生きててよかった」と本気で思います。




もう、本当に当たり前で、まさに素人の意見なんですが、

「あー踊りがうまいなぁ」

と惚れ惚れして見入っていました。


実はこの小説、このチケットを買った時に予習すべく本も買ったのですが、全く手付かず。でも、話の内容をちゃんと確認したくて、卑怯ながらネットで検索したところ、関連項目に「時効警察」という言葉を発見。

時効警察?!

これまた私のお気に入りのヘビーローテーションで見ているドラマじゃないですか!!

「帰ってきた時効警察」の第6話でこの「ドリアン・グレイの肖像」がばっちり取りあげられているじゃないですか!!どうして、今まで気がつかなかったんだろう。よく考えてみれば第6話はそんなに面白くなかったから、だいぶ前に1回見ただけで終わっていたかも・・・。

早速、ネットで第6話を鑑賞しました。

なんか、私が好きな女優さんが好きなお話を演じてくれているような、そんな感覚。この感覚と喜びを共感できる人と演劇を鑑賞したいです。


なんてことを考えながら、このダンスショー、来週もう一回チケット買いました。もちろん、最前列です。
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by honeypan2 | 2009-07-08 20:34 | 趣味